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> うわの空・藤志郎一座「どこでもない場所」
紀伊国屋ホール、4日のソワレに行ってきました。
本公演は初見(DVDとライブは見たことある)。ほぼ満席でした。
実は個人的にも紀伊国屋ホールでの観劇は初。場所をアプルと勘違いしてたので、思ってたより小さい箱だなぁとか思ってしまった。座席数は本多劇場と同じくらいか。
キャストが50人くらい出演していて、一同に舞台に上がると舞台が映えますね。大半はガヤだけど。
話の展開は、いろんなシチュエーションの短いシーンが転換で続き、謎を残したまま話が進み、終盤にその謎を解消していくという流れ。まぁ途中からオチは読めちゃうんだけど、観客が置いていかれるような感じは何度かあった。
こういう展開って、劇中に張った複線が解かれる快感が肝なんだが、謎が謎のまま複線が解消されなかったり、複線だと思ってたのに何でもなかったということが多くて、脚本としては練り込み不足な感があった(この劇団は脚本ないけど)。
あといつも思うのは、劇団員のもっと違う芝居もみてみたいということ。ひとりひとりの劇団員は魅力あるキャラクターなんだが、どうも芝居が一本調子な感じがする。まぁずっと同じ劇団内で、同じ演出家の芝居をしてるとそうなるわな。外部の客演にも積極的に出て欲しいなぁ。
あと客演?ワークショップ出身?か判りませんが、若手の役者陣の中にも、出番少なさの割りに存在感を示しているいい役者がいるので頑張って欲しいと思った。郵便局のシーンや演劇部のシーンはもっと見たかったし、特にアンドレと上杉謙信を演じた中島英理は印象に残った。
by turkai | 2008-05-06 00:43

同人サークル「ロイたー共同」で、マンガ研究同人誌「とり扱説明書」を発行していますが、このブログは自分を中心に半径5m以内に向けて発信している雑記なので、最新情報とかは期待しないでください。
by turkai
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